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手賀沼のポプラ

手賀沼の代表的な景観だった湖畔のポプラが2004年に伐採されました。
詳しくはこちらにまとめた記事がありました
はじめて、ポプラに沈む夕日を見たとき、あまりの美しさとその存在感に言葉を失ったのを憶えています。
伐採が決まった後、どうしても写真を撮っておきたくて、2003年の天気に恵まれた12月のある日、撮影に行きました。
撮影ポイントに狙っていた場所は残念ながら工事中のため、立ち入り禁止でした。
フェンスの金網越しに撮った写真がこれです。

田んぼに広がる雲

広い田んぼのある手賀川周辺。
その広い田んぼよりもっと広い雲。当たり前のことですが、本当に雄大な景色です。
北海道か九州かという大きな景色・・・千葉県で見ることができるなんて実にラッキーです!

夕焼けに映える枝

肉眼で見たとき、何でもないただの夕焼けの景色に過ぎないのに・・・
ファインダー越しに切り取った景色は、驚くほど印象的な物に変わっている。
カメラの魔法を感じた一枚でした。

幻日(げんじつ)

幻日という言葉には、白土三平の描く時代劇マンガに出てきそうな忍法を思い起こす、何とも言えないワクワク感が伴う。
始めてこの言葉を知ってから、もう10年ぐらいたつだろうか。
日暈と同じで、決して珍しい現象ではないようだが、10年かかった。感無量だ。

こちらのサイトで幻日を詳しく解説しています。

  • 撮影地:千葉県我孫子市 中峠村下葦切り橋に至る農道
  • 撮影日時:2011/05/25 18:06

反薄明光線

これは、夕方の18:30を回った時間の東の空の写真。
まるで、これから日が昇るかのように、東の地平線から広がる放射状の光の帯。
エセ科学者なら、地震の前触れ!
占い師なら、凶事の前触れ!
と騒ぎそうな現象だ。

雲の切れ間から光のカーテンが降り注ぐ現象を薄明光線(光芒)と呼ぶ。
これは、光芒の1種。反薄明光線と呼ぶ現象だ。

西の空に雲がある時、漏れ出た光が東に真っ直ぐ直進する。
遠近法の効果により、それが太陽と反対側に収束して見える。

分かってみれば夢も希望もないただの光のマジックに過ぎない。
でも、やはり不思議だ。

こちらのサイトで反薄明光線を詳しく解説しています。

  • 撮影地:千葉県我孫子市 中峠村下葦切り橋に至る農道
  • 撮影日時:2011/06/21 18:46

火の鳥の飛翔

幻の鳳凰。火の鳥がついにカメラの前で羽ばたいた。!

静寂の古利根沼

沼の真上に昇った月。たまたま帰りに寄った古利根沼でとらえた貴重な一瞬。静寂なひととき。この後数分程度で周囲はすっかり暗くなってしまった。

今のところ一番の逆さ富士

ネットを探すと、手賀沼に移る逆さ富士をかつて見ることができたような記述を見かける。
本当かな?といつも思う。
だが、手賀沼に映る真っ赤な夕焼けを何度も見るにつけ、もしかしてあるかも・・・?
と思うようになった。
何度も手賀沼で富士山を見る機会があった。
そのつど、心の片隅で期待したのだが・・・
年も押し迫る12月になり、はじめて、逆さ富士は、その片鱗を見せてくれた。
もしかしたら、いつか本当に美しく映った逆さ富士を見ることができる。そんな日があるかもしれないという希望を持つことができる。そんな1枚だ。

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